「生誕100年 西村公朝(旧制上宮中学校18期生)展  ほとけの姿を求めて」

2015年03月10日(火)
来る 平成27年4月25日(土)~6月7日(日) 吹田市立博物館3階・平成27年度春季特別展に於いて
「生誕100年 西村公朝展 ほとけの姿を求めて」が、開催されます。

西村公朝(本名:西村利作)氏は、旧制上宮中学校18期(昭和9年)卒業生で、生前、吹田市立博物館初代館長をつとめ、仏像修理・仏像制作・仏教伝道に多大な業績を残され、平成27年は生誕して100年を迎えられる年です。
そこで、縁のある吹田市立博物館より特別展のご案内を頂きましたので、お知らせいたします。


【展覧会趣旨】
公朝氏は、昭和16年に美術院に入ったのち、昭和34年に美術院国宝修理所所長となり、約1300体もの国宝・重要文化財の仏像修理を手がけてきました。修理技術者として仏像と対峙するうち、「仏教をより深く理解すべき」という考えに至り、昭和27年に得度し僧侶となります。
京都・嵯峨野にある愛宕念仏寺の住職となり、全国の仏像を修理するかたわら、修理技術者、彫刻家、僧侶としての幅広い視野から、一般の人々にも分かりやすい仏像の魅力や仏教の教えも伝えました。
本展覧会では、生誕100年を記念して、「仏像修理者」としての活動に注目し、仏像修理への情熱と足跡をたどり、「仏像彫刻家」として、《十大弟子像》や《ふれ愛観音像》といった、代表的な作品を通して紹介します。


 
  会  場:博物館3階 特別展示室・常設展示室1の一部・ロビー
  開館時間:午前9時30分~午後5時15分
  休 館 日:月曜日(ただし、5月4日は開館)、4月30日、5月7日
  観 覧 料:大人200円・高大生100円・小中生50円(市内在住の65歳以上100円)
  無料観覧日:4月25日、5月17日(国際博物館の日 協力のため)
    ※詳細につきましては、博物館にお問い合わせください。




post by 事務局
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